
自分でできる!プロが教える簡単エアコン掃除
こんにちは、日本ハウスクリーニング協会会員、㈱ピュアレディス・ライフ高橋と申します。
まだまだ寒い日が続きますが、3月ともなればそろそろ桜前線も気になり一気に暖かくなってくるのでしょうね!
今のうちにエアコンがフル稼働する前に準備をしておくとよいのではないでしょうか?
エアコンは快適な生活に欠かせない家電ですが、定期的なお手入れを怠るとホコリやカビが溜まり、
効率の低下や健康被害の原因になります。
「業者に依頼するのは高いし、自分で掃除できるの?」と不安な方も多いでしょう。
実は、基本的なエアコン掃除なら自宅で簡単にできます!
今回は、お掃除のプロの視点から、ご家庭でできるエアコンのセルフクリーニング方法を詳しく解説します。
定期的なお手入れを習慣にして、エアコンを清潔に保ちましょう!
エアコン掃除の重要性|なぜ定期的なクリーニングが必要?
エアコンの内部には、使用するたびにホコリやカビが溜まります。
この汚れを放置すると、次のような問題が発生します。
- 冷暖房効率の低下 → 電気代が高くなる
- 嫌なニオイの発生 → カビやホコリの蓄積による悪臭
- 健康被害のリスク → カビやダニが増殖し、アレルギーや呼吸器系のトラブルを引き起こす
このようなトラブルを防ぐためにも、エアコン掃除は定期的に行うことが大切です。
エアコン掃除に必要な道具|家庭でできるセルフクリーニング
エアコン掃除には、特別な道具は必要ありません。
以下のアイテムを揃えましょう。

✅ 掃除機(ブラシ付先端ノズルがベスト)
✅ 柔らかい布や雑巾
✅ 重曹水又は中性洗剤(食器用洗剤でもOK)
✅ 使い捨て手袋(肌の弱い方)
✅ 隙間ブラシ(100円ショップにもあり)
✅ 新聞紙またはビニールシート(床を汚さないため)
✅ 綿棒(細かい部分の掃除に便利
エアコン掃除の正しいやり方|プロが教える簡単手順
1.フィルター掃除|2週間に1回がおすすめ
フィルターはエアコン内部へのホコリの侵入を防ぐ重要な役割を果たします。
掃除を怠ると、エアコンの効率が悪くなり、電気代が上がる原因に!
掃除方法
①エアコンの電源を切り、コンセントを抜く。
②前面パネルを開け、フィルターを取り外す。

③掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取る。

④フィルターの裏側から水を流しながら、重曹水または中性洗剤で優しく洗う。
⑤陰干しして完全に乾かしてから戻す。

➡ ポイント! フィルターが濡れたまま戻すとカビの原因になるので、しっかり乾かしましょう!
🚨 注意点
フィルターを外すとアルミフィンが見えます。(びらびらしたアルミの板)
こちらの汚れも気になるところですが、
非常にもろいため決して竹串のようなものでつついたりしないようにしてください。
その奥の配管に穴が開きエアコンが故障する可能性があるためです。
気になるようでしたら、プロの業者にお任せしましょう!
2.吹き出し口・ルーバーの掃除|1ヶ月に1回が理想
吹き出し口やルーバーには、カビやホコリが溜まりやすいので、定期的に掃除することが大切です。
掃除方法
①エアコンの電源を切る。
②マスクをする。※埃やカビを吸い込まないため
③ルーバーを開け、重曹水を吹き付けたスキマブラシで吹出し口内部を拭き取る。

④綿棒も重曹水を吹き付け隙間のホコリを除去する。
➡ ポイント! 吹き出し口の奥に黒い点々(カビ)が見えたら、エアコンクリーニングを検討しましょう。
🚨 注意点
乾いた状態で処理するとカビを舞い上がらせ吸引してしまう可能性があるので、重曹水や水で湿らせた状態で処理をしましょう。
無理をして奥まで掃除しない。
3.本体外側の掃除|1ヶ月に1回

エアコンの外側は意外とホコリが付着しています。
こまめに拭くことで汚れが蓄積するのを防ぎましょう。
掃除方法
①埃を舞い上がらせないように埃取用モップで表面を拭き取る。
②汚れが目立つ場合は、重曹水または中性洗剤を薄めた水に布を浸し、軽く拭く。
③水拭きをして洗剤を落とし、乾拭きで仕上げる。
➡ ポイント! 強くこすらず、優しく拭くのがコツ。
🚨 注意点
コンセント周りに水滴がつかないよう注意し、濡れ布巾を使う場合はしっかり絞る。
4.室外機の掃除|半年に1回
室外機にホコリやゴミが溜まると、エアコンの効率が低下します。
こちらも忘れずにチェックしましょう。
掃除方法
①室外機の周りのゴミや枯れ葉を取り除く。
②柔らかいブラシで室外機の裏側にあるフィン(放熱部分)や表側についている大きなホコリを落とす。

④裏側のフィン以外を水拭きをして仕上げる。
🚨 注意点
放熱部分のフィンの奥には冷媒配管があり、無理に掃除すると故障の原因になる。
串や棒などで奥のホコリを無理に取るのはNG。
まとめ|エアコン掃除を習慣化して快適な生活を!
エアコン掃除は、定期的に行うことで次のメリットがあります。
✅ カビ対策
✅ 省エネ対策
✅ エアコンの寿命を延ばす
そのためにも、以下の頻度で掃除を心がけましょう。
✨ フィルター掃除は2週間に1回✨ 吹き出し口・本体の掃除は月1回✨ 室外機は半年に1回チェック!
「できるだけ機械を長く快適に使いたい!」という方は、年に1回のプロのエアコンクリーニングも検討すると、さらに快適な空間を維持できます。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね!
この記事を書いたハウスクリーニング士のご紹介
店舗名:ピュアレディス・ライフ
HP:https://www.purelady.jp/
記事を書いた人:高橋 敬子(優良企業・ハウスクリーニング士)
※ご依頼は事業者のHPより直接ご連絡ください。
※営業・提案目的のご連絡はお断りいたします。
赤ちゃんのための安心した衛生環境をサポートするためのハウスクリーニングと、
産後ママへの家事サポートとして家事代行をおこなっているハウスクリーニング事業者。
特に水回り等、在宅ハウスクリーニングでは、
日本ハウスクリーニング協会が実施のアンケート調査で全国ランキング1位の実績を持つ実力派!
テレビ出演・雑誌への掲載、テレビドラマのお掃除監修等メディア出演多数あり。