新・お掃除手帖vol.1☆お家をキレイにキープ!その極意とは

vol.1 お掃除手帖☆お家をキレイにキープ!その極意とは

皆様こんにちは!
日本ハウスクリーニング協会のお掃除紹介コンテンツ【新・おそうじ手帖】です。

2006年に創刊後途中止まったままでしたが、この度あらためて配信することになりました。
皆様のお役に立てる情報を発信していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、早いもので2025年1月ももう後半。
昨年暮れには、大掃除を大いに頑張ってお家をきれいにした方も多いのではないでしょうか?

そして新年を気持ちよく迎えたことと思います。

しかし、せっかくキレイにお掃除しても使えば汚れるのは当たり前。
頑張ったのですから、いつまでもキレイにしていたいですよね・・

そこで今回は、日頃心がけておくことでいつもお家がキレイでいられる方法。
また年頭の今から知っていれば、今年の大掃除もこれまで以上に楽になる方法。
お家をキレイに保つための極意・心得をご紹介します。

「小そうじ」5か条

  • その1、掃除道具はすぐ取り出せる場所に置くこと
  • その2、出したらすぐ元の場所へ戻すこと
  • その3、あれこれやろうとしないこと
  • その4、汚したらすぐ落とすこと
  • その5、物を減らして掃除しやすくすること

その1、掃除道具はすぐ取り出せる場所に置くこと

せっかく埃や髪の毛に気づいても、掃除道具がそばになく取りにいくのが面倒。
あとでやろう・・これがそもそも溜める汚れの原因。

気づいたらすぐ取り出せるところに最低限のおそうじ道具を用意しておくのが「小そうじ」の第一歩。

例えば、朝に歯磨きや顔を洗えば、洗面台は歯磨き粉や水しぶきで汚れて当然。
そこにふきんを台に置いておけば、鏡や洗面台サッと一拭きで済みます。

コロコロが近くにあれば、テレビを見ながらソファやカーペットのゴミ取りも。

その2、出したらすぐ元の場所へ戻すこと

今日着る服を選ぶ際に出した服、読みかけの本などついつい出しっぱなしになりがち。
モノがあるとお掃除する面積や移動に手間どりつい億劫になりがち。

出したら元に位置に戻すことをその時にやる!
それを習慣化していくように心がけましょう。

その3、あれこれやろうとしないこと

お掃除はやればやるほどきりがありません。

一気にすべてやりきる必要はなく、
1~2箇所10秒~60秒くらいでできるポイントを決めてやる習慣をつけましょう。
その方がトータル的にキレイが維持できます。

食事も腹八分目のようにお掃除も体力八分目で十分!
やりすぎたあとで「だからおそうじって大変!!!」だけは避けたいものです。

その4、汚したらすぐ落とすこと

料理で煮こぼれしコンロを汚してしまった!
お風呂で黒カビを見つけた!トイレで子供が汚してしまった!など、
日々暮らしていれば汚れてしまうのは仕方ありません。

でも、汚れってすぐ対処すれば水でも落とすことは可能です。
放っておくと汚れが蓄積しだんだん強い洗剤を使わないと落ちない汚れになっていきます。

汚れたらすぐ対処する‘サッと一拭き’この習慣が、年末の大掃除をとても楽にするのです。

その5、物を減らして掃除しやすくすること

掃除がしやすい環境、つまりモノが少ない、
床にモノが置かれていないお宅ってキレイなお宅が多いですよね!
ゴチャゴチャ感が目に入ってこないというのもあるかもしれませんが、
結果そのようなお宅は、自然とモノが片付き掃除もしやすく行き届いているのですね。

ブロークン・ウィンドウ理論ってご存知の方もいると思いますが、割れ窓理ともいわれます。

割れた窓を放置すると、他の窓も壊される状況を誘発するという環境犯罪学の理論です。

つまりお家のなかでも、
最初は1個の床置きでもついこれもあれもと誘発され収拾がつかなくなり、
しまいにはモノがあふれ当然お掃除なんてできなくなってしまいます・・。

本来収納というのは、使っているものをしまう場所であるはずなのですが、
使ってないモノで占領されつい使っているモノが床置きになってしまいがちです。
モノを減らし収納しやすくすることもお家をキレイに保つための極意・心得となるのです。

いかがでしたでしょうか?

汚れは溜めたら大変なのはわかっているけど、つい後回しにしがち。
今回はまず、‘お家をキレイに保つための極意・心得’として紹介させていただきました。

それを意識づけていただければ、次は日々の行動に落とし込む極意を紹介いたします。

その1からその5までをまずはこころがけるようにしてみてください。

今回の参考本


たった60秒の「小そうじ」で毎日がすっきりキレイが続く!
著者 日本ハウスクリーニング協会
発行 2017年8月17日初版 株式会社PHP研究所

今回はP4から一部抜粋しました。

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