2012年04月27日発表
報道関係者各位
プレスリリース
2012年04月27日
NPO法人 日本ハウスクリーニング協会
2012年 網戸の残留花粉調査 最終結果を発表
花粉飛散シーズンの網戸の残留花粉量は最大約42,000個/㎡、
3月下旬‐4月初旬の約2週間で平均約4,528個/㎡の花粉が網戸に付着!?
~ 梅雨前に“春の網戸掃除”で、快適な生活空間を ~
NPO法人日本ハウスクリーニング協会 (所在地:東京都新宿区、理事長:金子晴雄)では、北里環境科学センタ―の協力の下、2012年1月下旬、3月下旬、4月上旬の計3回、一般家庭の網戸に花粉などの汚れがどの程度付着しているかを調べる『網戸残留花粉の実態調査』を行い、4月の網戸残留花粉量の計測結果がまとまりましたので発表いたします。
【3月下旬~4月初旬の約2週間という短期間にも関わらず、
網戸には平均約4528個/㎡の花粉が残留!?】
4月8日に汚れを採取した3回目の調査では、首都圏の5か所(東京都港区1件、墨田区1件、町田市1件、埼玉県川口市1件、神奈川県横浜市1件)の3月下旬に一度本格的に掃除した一般家庭の網戸を対象とし、ガーゼで汚れを回収し、そこに含まれる花粉数を計測しました。
計測の結果、最大約16,400個/㎡、平均約4,528個/㎡の花粉が網戸に付着している可能性が明らかとなりました。約2週間という短い調査期間にも関わらず、意外にも多くの花粉が網戸に残留していることが判明しました。なお、既に発表した通り、2012年の網戸残留花粉量は、1月下旬時点で最大約3,700個/㎡、平均約744個/㎡、3月下旬時点では、最大約42,000個/㎡、平均約8650個/㎡となっています。
【網戸掃除について】
春は花粉や黄砂が飛散し、網戸や窓が最も汚れる季節です。
今年の夏も節電意識の高まりから、エアコンの使用を極力避け、自然な風で過ごす家庭も多いと思われますが、網戸掃除は寒い年末に行い、網戸を使い始める暖かい季節には掃除をしない家庭が多いのも実情です。今回の調査でも、花粉飛散シーズンには、約2週間という短期間で多くの花粉が網戸に付着する実態が明らかとなりました。
網戸掃除といえば、網戸を取り外して本格的に行う、大変なイメージもあります。当協会では、年末の大掃除時期などに、網戸や窓の掃除のポイントを紹介しております。また、市販の網戸掃除専用のワイパーなどもあり、最近は手軽に網戸掃除ができるようになっています。
5月は気温も上がり、窓を開け、網戸を使い始める季節です。春のお掃除で網戸をキレイにして、快適な生活空間を作りましょう。
日本ハウスクリーニング協会では、今後も掃除に関する調査や掃除方法の提案などを通じて、ハウスクリーニングの啓発活動を行ってまいります。