2012年04月11日 発表

報道関係者各位
プレスリリース
2012年04月11日
NPO法人 日本ハウスクリーニング協会

網戸の残留花粉調査 2012年3月の結果を発表
花粉飛散シーズンは平均約8650個/㎡、今年1月の11.6倍の花粉が網戸に残留!?
~ 春の網戸掃除で、快適な生活空間を ~

NPO法人日本ハウスクリーニング協会 (所在地:東京都新宿区、理事長:金子晴雄)では、北里環境科学センタ―の協力の下、2012年の花粉飛散シーズンに、網戸に花粉などの汚れがどの程度付着しているかを調べる網戸残留花粉の実態調査を行っており、今年3月に採取した残留花粉の計測結果がまとまりましたので発表いたします。
本調査では、今年4月時点の網戸残留花粉量も調べる予定で、順次結果を発表してまいります。

【3月の網戸には、1月の11.6倍の平均約8650個/㎡の花粉が残留!?】

  今回の調査では、今年の花粉飛散シーズン中の実態計測として、3月19日、20日に、首都圏の一般家庭10件(東京都練馬区2件、町田市2件、墨田区1件、港区1件、埼玉県川口市2件、神奈川県横浜市1件、千葉県柏市1件)の網戸汚れをガーゼで回収し、汚れに含まれる花粉数を計測しました。
計測の結果、最大約42000個/㎡、平均約8650個/㎡の花粉が網戸に付着している可能性が明らかとなりました。また、今年1月に調べた網戸残留花粉量の平均約744個/㎡と3月の結果を比べると、花粉飛散シーズンには約11.6倍の花粉が網戸に残留していることが判明しました。

【網戸掃除について】

  春は花粉や黄砂が飛散し、網戸や窓が最も汚れる季節です。
今年の夏も節電意識の高まりから、エアコンの使用を極力避け、自然な風で過ごす家庭も多いと思われますが、網戸掃除は寒い年末に行い、網戸を使い始める暖かい季節には掃除をしない家庭が多いのも実情です。今回の調査した10件の家庭でも、6件は昨年12月に網戸を掃除していましたが、今年3月時点で既に多くの残留花粉が検出されています。
網戸掃除といえば、網戸を取り外して本格的に行う、大変なイメージもあります。当協会では、年末の大掃除時期などに、網戸や窓の掃除のポイントを紹介しております。また、市販の網戸掃除専用のワイパーなどもあり、最近は手軽に網戸掃除ができるようになっています。
窓を開け、網戸を使い始める季節になる前に、春のお掃除で網戸をキレイにして、快適な生活空間を作りましょう。

 日本ハウスクリーニング協会では、今後も掃除に関する調査や掃除方法の提案などを通じて、ハウスクリーニングの啓発活動を行ってまいります。

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