
エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポートのエアコン紹介ブログ第一弾!
皆様はじめまして。
私はNPO法人日本ハウスクリーニング協会、優良企業のお掃除ライフサポートの笹反(ササソリ)と申します。
そんな私がこれから数回にわたりエアコン事、並びにエアコンクリーニングのブログを連載させていただけることになりました。
営業や現場での作業ばかりやってきた私の文章力で皆様にどこまでお伝えできるのか、つまらなくはないだろうかと不安ですが、エアコンに関する理解をより深めていただき、読んでよかったと思っていただけるように書いてまいりますので、最後までお読みいただけますと幸いです。
今回はエアコンの根本的な構造についてできる限り分かりやすく・楽しく書いてまいります(笑)
実はエアコンの構造は案外簡単なのですが、どのサイトでも業者向けなのかと言わんばかりの専門的用語ばかりで分かりにくいのが難点です(苦笑)
※今回の記事ではどなたにでも分かりやすくするため、圧縮機・減圧機・四方弁などの専門的な内容は一部省いております。予めご了承ください。
※今回が第一弾にして最も面白みに欠ける内容になりかもしれない点も重ねてご了承ください(苦笑)
皆さんエアコンといえば、自宅の外に置かれた箱型の機会を「室外機」といいますが、皆様がよく見かけるお部屋の中になる風が出る機械のことを何というかご存じでしょうか?
答えは「室内機」といいます。
まったくひねりのないような答えですが(笑)この二つを総じて「エアコン」というものであることをご理解ください。
よく室外機から吸い込んだ空気を室内機から出しているというイメージを持たれている方もおられますが、一部機種を除き基本的には室内機はお部屋の空気を吸って瞬時に温め・または冷やしてお部屋の中に排出しています。
お部屋の中の空気を循環している機械なのです。
しかしそうは言うものの、お部屋の外を見ると、なんだか数本のホースがビニールテープみたいなものに巻かれて、室内機と室外機を繋いでいるじゃないかと疑問を抱く方もおられるかと思います。
まさしくその通りですが、そのホースの中には「冷媒ガス」というガスが封入されています。
エアコンが冷えなくなったときに「ガスが抜けた」という言葉にピンとくる方はご自身が詳しい方だとご理解いただいてよいと思います♪
多くの方が「冷媒ガスってなに?」という反応かと思いますが、それが正常です(笑)
エアコンの冷媒ガスはエアコンの個体差によりますが10年くらい使っても全く問題ない個体がほとんどです。
冷えたり暖められたりを繰り返していますが全く漏れ出さない密封された環境にいます。
※大概のガス抜けは設置業者の施工不良か地震で室内機・室外機が大きく揺れた場合、または掃除などで室外機を動かしてしまった場合などです。
この冷媒ガスが室内機・室外機を常に巡回しています。
このガスの配管は複雑に数十本……ではなく、シンプルに「1本」です(笑)
そしてこのガスを冷やす・温めるのに一躍買っているのが「熱交換器」というものです。
エアコンのフィルターを掃除するとき、フィルターの奥に銀色(一部機種では青)の
板のようにぎっしり並んだフィンの姿が見えてくるかと思います。
また、室外機の裏を見ると同様に銀色のフィンがぎっしり敷き詰められています。
これが「熱交換器」という冷媒ガスが内部を通っているエアコンでは主役といってもよい活躍をする機構です。
熱交換器は室内機・室外機ともについている機構です。
室内機は先にお伝えした通りお部屋の空気を吸い込んで排出します。
それではなぜ冷えるのか
答えはエアコンが吸い込んだ空気がキンキンに冷えた熱交換器を通過することで冷やされます。
暖房も同じ原理で、熱々になった熱交換器を入ってきた空気が通過することで温められます。
非常にシンプルな原理です。
…いや…
………いやいやいや
なんで熱交換器は冷えたり温まったりするんだ?
という疑問が湧いてくれば今までの話は完璧に理解できております♪
私の文面が分かりにくいていう文句も飛んできそうですが(笑)
この熱交換器を冷やすために活躍するのが、「冷媒ガス」そして「室外機」です。
どんな働きをしているのか、下記をご覧ください。
エアコンが冷える・温かくなる仕組み
室外機に入る手前をスタートにして、冷媒ガスの経路をたどってみましょう、
・夏場の冷房の場合
① 室外機手前 冷媒ガスは熱い状態
② 室外機に入り、ファン(扇風機のような風車)と熱交換器で冷媒ガスを冷やす
③ 冷やされた冷媒ガスが室内機側に入り、室温で温められた熱交換器を冷やす
④ 室内機が空気を吸い、冷やされた熱交換器を通った空気が部屋を循環するので、お部屋が冷える
⑤ お部屋の熱交換器を通り室温に温められた冷媒ガスが再度冷却されるため為に室外機へ向かう
このような流れが主に冷房の冷却の流れです。
・暖房の場合は真逆で
① 室外機手前 冷媒ガスは冷たい状態
② 室外機に入り、ファン(扇風機のような風車)と熱交換器で冷媒ガスを温める(別途温める機構がありますが説明が複雑になるため今回は省略させていただきます。
③ 温められた冷媒ガスが室内機側に入り、室温で冷やされた熱交換器を温める
④ 室内機が空気を吸い、温められた熱交換器を通った空気が部屋を循環するので、お部屋が温まる
⑤ お部屋の熱交換器を通り室温に冷やされた冷媒ガスが再度温められるため為に室外機へ向かう
上記の内容が主に暖房の流れです。
少し駆け足で来てしまいましたので、ここでブレイクタイムを挟みましょう(笑)
エアコンというのはとても複雑そうな機構に見えて案外やっていることはシンプルです。
この構造を理解していると、普段何気なく見ていたエアコンが、また違った見え方がするのではないかと思ったり…思わなかったり(笑)
最後に室外機の配管の説明と室外機下にピロっと出ている先が切ってあるホースのご案内です。
先にエアコンの配管は1本であると説明しましたが、室外機付近のぐるぐる巻きにテープを巻かれた配管をよく見てみると2本の配管と、1本の細いホースのようなものが見えます。
2本の配管は冷媒が向かう配管と帰ってくる配管になります。
1本に見えてもエアコンの構造上必ず2本あるものです。
これは説明を読んでいただいた方からすれば、理解できるものだと思います。
もう一つ出ている先が切ってある細いホースのようなものは、「ドレンホース」と呼ばれる配管です。
室内機は冷房・除湿・夏場の自動運転を使用すると必ず熱交換器に水分が付着します。
その水分を受け止めるのにドレンパンという水の受け皿のような部品がありますが、当然受け皿も水を溜め続ければ満杯になってしまうので、満杯になる前に処理するためにドレンホースと呼ばれる水を外に捨てるホースが必ずあります。
そのドレンホースがほとんどのエアコンでは室外機のホースとセットで巻かれています。
一見ちゃんと止まっていなそうに見えますが、それが正常ですのでご安心ください(笑)
ここでワンポイントアドバイス!
このドレンホースですが、虫が逆流して入ってくると言われ、この先端に防虫キャップや網を張っている方が多いです。
この行為自体は全く問題ないのですが、本来の穴のサイズよりもだいぶ小さいサイズになるので、エアコンからの排水には埃や多少の汚れも含まれますので、詰まってしまうことがあります。
詰まってしまうと排水ができず、ある日いきなりエアコンから水漏れがします。
下に何もなければよいのですが、家具や家電が置かれていては大変です。
そうならないために、ドレンホースに防虫キャップや網をつけられている方は半年に一回程度、一度外して詰まっていないか確認し、詰まっていれば清掃をしていただけると水漏れリスクをかなり低減できます。
今回はこちらで以上になります。
第二弾ではどんな内容にしようか…
本当に第二弾があるのか確信はありませんが(笑)
次回も皆様の利益になる情報を記載してまいります♪
この記事を書いたハウスクリーニング士のご紹介

店舗名:エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポート
(NPO法人日本ハウスクリーニング協会 優良企業)
HP:https://www.osoujilife.com/
記事を書いた人:笹反 優太(優良企業・ハウスクリーニング士)
営業エリア:
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2018年3月に創業のエアコンクリーニング専門店お掃除ライフサポートは、メーカーとの深いコネクションを生かし、公共施設や店舗・オフィス・一般家庭まで幅広く業務を行っているエアコンクリーニングのエキスパート店です。
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使用されている洗剤は、店舗やオフィスで主に使用する業務用洗剤から、お掃除ライフサポート自社洗剤、NPO法人日本ハウスクリーニング協会が推奨する天然植物エコ洗剤『天使の松』まで幅広く使用。
エアコンに関わる事であれば、なんでもご相談可能な、頼れるエアコンクリーニングのプロ事業者様です。