
子そうじ活用術とは?
皆様こんにちは!新・おそうじ手帖です。
前回 Vol.1では、[子そうじ5か条]でした。
今回 vol.2も、引き続き[子そうじ]シリーズで具体的な活用法をお話します。
そもそも子そうじをすることの最大の効果は、
「お掃除しなくちゃ⁉」という強迫観念的な心の負担を軽減させることにあります。
とかく家事のなかでも優先順位の低いのが‘お掃除’ではないでしょうか?
わかっていてもついつい後回しにしてしまうのがお掃除!
でも・・放っておくともっと大変なことになってしまうのがお掃除!
そんな負担に感じるお掃除を、
日常の行動導線上に組み込んでしまい
‘せねばならない’の観念から解き放され心を軽くする日々の暮らし方のご提案です。
つ・な・ちょこ掃除のご提案
子そうじには3つのやり方があります。
- ついで掃除
- ながら掃除
- ちょこっと掃除
頭文字をとって[つなちょこ掃除]となります。
ついで掃除
≪キッチン排水口≫
夕食の後の食器洗い、お椀とザルが2つだけ増えたと思いそのままの流れで洗えば、
簡単キレイに保てます。(スポンジは掃除用に替えてね!)

後でやろう、いつかやろうとするから雑菌が溜まりゴム手袋やら強力な洗剤が必要となってしまいます。
ほんの20~30秒のついで掃除です。
≪浴室のカビ≫
シャワーで身体を流す時、ふと目の前の壁にカビを発見したら・・
自分の身体にシャワーをかけながら、壁のカビにも一緒にシャワーをかけてしまいます。
その時、隅角や凹部分にあるカビでしたら掃除用ブラシを手に取りこすりながら上からシャワーをかけます。
シャワーで濡らしながらこすることで、カビが舞い上がりません。
また上から流すことで、落ちているかどうかもその場で確認できます。
初期のカビなら、これだけでOK!
強力な洗剤を使わなくても、水だけでエコで安全なついで掃除となります。
ながら掃除
≪ソファ(布製)やカーペット≫
テレビを見ている時って手は空いてますよね⁉
自分の周りの手の届く範囲だけでもコロコロのような粘着テープでゴミを取っておきましょう。
フローリングのような固い床の表面に乗っかっている汚れと違い、
絨毯やソファ(布製)は、髪の毛や食べこぼしの残骸汚れが絡みついています。
絡みつく前の汚れを日々まめにコロコロで除去しておくと、ダニ予防にもなります。
しかもテレビを見ながらできるので、これこそながら掃除の効果ですね!
ちょこっと掃除
≪トイレ≫
使ったら汚れるのは当然!
典型的なのが‘トイレ’です!
せめて便器内や便座の裏側にはねた汚れは、
すぐにブラッシングしてしまえば洗剤はなくとも落とせるものです。
ただそのブラシが奥の方にあって届かない所にあったら・・
「あ~面倒くさい!」となってしまうのは仕方ないかも??
なので[子そうじ5か条]にある『その1、掃除道具はすぐ取り出せる場所に置くこと』
どのようにするかというと、トイレブラシを下に置かずにぶらさげる『ひっかけ法』
かがまなくともサッとトイレブラシが取り出せます!
これなら水栓ノズルと同じ高さで、目に入ればちょこっと掃除しちゃおう!ってなるはず??



ちなみにトイレブラシは、100均の靴ブラシ!
※先端はアクリル製のものを。便器をキズつけません。
惜しみなく使えます。
ブラシは紙コップ内に納めているので、汚水が溜まる前に新品と交換できます。
いかがでしたでしょうか?
[子そうじ]の中の、3つのつなちょこ掃除
日常の行動導線上での習慣にしてしまえば、苦にならずにキレイが保てます!
ぜひ試してみてくださいね!
《今回の参考本》
たった60秒の「小そうじ」で毎日がすっきりキレイが続く!
著者 日本ハウスクリーニング協会
発行 2017年8月17日初版 株式会社PHP研究所